IT

情報リテラシー

リテラシーとは読み書きの事。
情報リテラシーとはIT関連全般の基本知識を指すことが多い。

様々な会社のシステム部門は「うちの社員は情報リテラシーが低い」というセリフと言ったことがあると思う。
これは相対的なものとなるので何とも言えないが、アナログな業界や地方によくみられる傾向ではある。

そこでシステム部門の人間が考えるのが「情報リテラシーの向上」だ。

しかしどうする?でみな悩んでしまうと思う。何をやってもうまくいかないことが多いからだ。
 
リテラシーの基本に帰る。リテラシーとは読み書きの事。
子供に文字を教えるときは、一つ一つの文字をまず教えて、単語を教え、漢字を教え、文章を教え、と地道にやっていくしかない。
いきなり文章を教えても、それを適当になぞらえるだけで意味はない。

情報リテラシーも全く同じことと考える。
いきなり難しい話をしても拒絶反応だけが先行してしまい、理解する気が失せてしまう。理解する気が無くなるのだ。
それはまるで外国人に突然話しかけられた日本人の反応のようなもので、何とか思い出した「あいきゃんとすぴーくいんぐりっしゅ」で逃げるのが関の山だ。
その結果、情報リテラシーが低い集団が出来上がる。 
 
ちなみに「I can’t speak English」は筆者は間違った英語と考える。
正しくは「I don’t speak English」だ。

「I can’t ~」だとおそらく「上手に話せない」と受け取られる。
「I don’t ~」だと「できない」になる。

これは後に続く英語がspeakでなくても同じことだ。
日本人は中学校で「できない=can’t」という習い方をするので、そのまま間違って覚えてしまっている方も多いのだと思う。それもそのはず、今のおじさん世代が英語を習っていた20~30年前は、実際英語圏で生活した経験もない英語教師だらけだったので。最近の英語教育はどうなのだろうか。興味があるところである。
  
リテラシー教育の話に戻ろう。リテラシー教育に限らないが、教育する場合、数回の研修をやって、ハイ終わり、とは絶対にならない。
とにかく反復で、子供に文字を教えるように、「何が良くて、何が駄目なのか」根気強くを教える必要がある。
たとえ必要な事であっても、いきなり高いゴールを設定した場合、達成感も得られずに挫けてしまう。

リテラシー教育方法の案

やり方は色々あるが、やはりこまめに発信することが大事なのではないだろうか。例えば、、、

案1:メーリングリストで配信する(読まれない可能性がある)
案2:定期的に教育を実施する(テストする)

誰でも思いつく案かもしれない。

結局のところ、これを継続して行えないシステム部門にこそ問題があるのかもしれない。

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