暮らし

新型コロナウイルスの傾向

新型コロナウイルスの世界の感染状況を分析すると、大きく分けて4パターンになると思います。以下は図示したものです。

1.感染対策を行って終息傾向の国々(安定曲線)
2.依然感染者数が増加している国々(拡大曲線)
3.第二波の兆候が見られる国々(第2波曲線)
4.どことも同じ傾向ではない中国(中国曲線)

1.感染対策を行って終息傾向の国々(安定曲線)

イタリア、スペイン、フランス、ドイツ等、早い段階で感染が拡大し、外出禁止令等が発令された国々です。

今のところ終息傾向のように思えますが、第2波の可能性が十二分にある状態だと言えます。社会保障制度の充実度と相関関係がありそうです。

2.依然感染者数が増加している国々(拡大曲線)

アメリカやロシアのように社会保険制度が充実していない国は、感染拡大防止策も弱いようで、依然として拡大を続けています。

また後進国と言われている国々(ブラジル、インド、メキシコ、南アフリカ、等)も、先進各国ほど中国との往来が盛んでないことで遅れて流行が来ていたり、そもそも先進国程の早い対策が打てなかったことにより、依然として感染者が増加の一途を辿っています。

3.第二波の兆候が見られる国々(第2波曲線)

オーストラリア、セルビア、モロッコなどがこの傾向にあります。感染規模があまり多くない国でしかこの傾向は見られません。

検査数が少なかったから終息したように見えていた可能性があります。

尚、7/10現在の日本もこの曲線の傾向にあります。

元々の検査数が少なかったというのもありますが、緊急事態宣言解除によって防止策なしの状態とも言えますので、当然の流れではないでしょうか。

4.どことも同じ傾向ではない中国(中国曲線)

不思議としか言いようがない曲線(後半は直線)を描いています。

何処の国とも類似しない、独自の傾向です。

別記事でも書きましたが、曲線を見る限りですと、どこの国よりも感染防止策が成功していると言えるでしょう。

ただ、冒頭に記載した通り、安定曲線と社会保障制度の充実度は相関関係があると思っています。

そして中国は決して社会保障制度が充実している国ではありませんが、この結果からすると「世界一社会保障制度が充実している国」であることになります。

他には2つほど可能性があります。

1つは新型コロナウイルスに対する特効薬が既にある場合。
つまり新型コロナウイルスの蔓延が作為的なものになってしまいますが。
まあ、その場合、お国柄的に自国発にするとは思えないので可能性は低いかと。

2つめはやはり虚偽の報告であること。
中国から発生した新型コロナウイルスのイメージを払拭する為に、「中国ではすぐに終息した。世界で蔓延しているのは中国のせいではない」と言いたいのかと思います。

なのでその為に感染者数を増やさないように虚偽の報告をしているのだと思えてなりません。

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です