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海外でデータ通信をする際の注意点

海外旅行の際にPCやスマホを持って行って、向こうでもネットを使いたいと思うのが普通です。そのためにWiFiをどれにしようか迷うと思いますが、今回はWiFiではなく、その他の注意点を挙げたいと思います。

1.【スマホ】データローミングは切りましょう。

スマホの契約とかにもよりますが、基本的にそのまま海外で使用できるものは多いです。
しかし、そのまま利用する場合、国際データローミングはパケット単位での従量課金ですので、後ほど携帯会社から高額の請求が来ます。

よく勘違いするのが「パケホーダイだから大丈夫」という認識ですが、基本的にパケット定額の契約は国内に限りです。
海外でもパケット定額になる契約もありますが、それは海外利用専用の契約であり、筆者が知る限りでは、1契約で国内海外どちらで使おうが定額というものは存在しません。
当然、海外での定額をフルに活用するのであれば、1契約で国内外使えるとの解釈になるかもしれませんが、その場合、1日単位でのデータ容量制限があったり、月額数万円の契約になるでしょう。

尚、筆者自身も20万円程度の請求を受けたこともありますし、知っているレベルだと3泊4日程度で100万を超えたケースもあります。
動画とか見てしまった日には泣きたくなりますので、念の為と考え、データローミングは切っておきましょう。

2.【電話】着信にも費用が発生する。

これも契約によりますが、そのまま海外に持って行って通話できるものも多いです。
これは国際ローミングを利用して着信していて契約要らずで便利なのですが、予想外の請求が来る理由になります。
よくあるやり取りをベースに説明します。

「海外に行ったら着信専用にするから大丈夫!」
 →国際ローミングを使用した電話着信の国際料金は、着信側で発生します。

「あれ?電話ってかけた方に料金が発生するんじゃ?」
 →相手が旅行で海外にいる場合、意図せず高額請求になるので、発信側で費用が発生することは有り得ません。

「基本的に緊急だと思ったのしか出ないから大丈夫!」
 →国際ローミングを使用した電話着信は、着信だけで料金が発生する事があります。※国や着信時間による。

3.【スマホ・PC】自動更新をOFFに。

スマホだとOSやアプリの自動更新で勝手にダウンロードが発生しますし、PCもWindowsアップデートで自動的にダウンロードが行われます。
今どきのアプリは1GBを超えるダウンロードとなることも有り得ますし、Windows10の大型アップデートに遭遇した日には、通信リソースのほとんどを占有されてしまいます。

海外での定額契約を結んでいようが、WiFiを持って行っていようが、通信量によっては速度制限がかかったりすることも多いので、出来るだけ避けるようにした方がいいと思います。

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